11月18日(土) 13:30-16:00 時折雨も降る中、品川インターシティにて、「神経難病に対するロボット神経工学治療の社会実装ニーズの把握 秋田班」の班会議が開催されました。
HALの単関節タイプ(腕 上肢タイプ)に関するセミナーでした。

参加者は、沖縄、福岡、長野など全国各地から集まった、35名(うち患者8名)でした。

はじめに登壇者の皆様から、挨拶やHALについてのレクチャーがありました。
以下、挨拶/レクチャーをされた順番にお名前を掲載します。

・NPO法人PADM代表 織田友理子

・福岡大学病院 寄付研究連携形成外科学・創傷再生学講座
 教授(研究班班長) 秋田定伯 様

・厚生労働省 健康局 難病対策課 課長補佐 田中彰子 様 

・日本医療研究開発機構(AMED) 戦略推進部 難病研究課 主幹 大林勝喜 様

・参議院議員 秋野公造 様

・沖縄型神経原性筋萎縮症 希の会代表 我如古盛健 様

・サイバーダイン株式会社 事業推進部長 久野孝稔 様

・国立保健医療科学院 政策技術評価研究部 上席主任研究官 武村真治 様

すでにHAL医療用下肢タイプは、遠位型ミオパチーを含む8つの神経筋疾患に対し、歩行運動機能の改善効果が認められ、2016年から保険適用されています。

今回は上肢・単関節タイプについて、どのようなものかレクチャーを受けた後、各被験者装着と実装ニーズ把握調査に進みました。

HAL上肢・単関節タイプは、皮膚に電極をつけ、装着者が体を動かそうとするときに発生する運動単位電位を検出し、装着者の意図でHALがその運動をアシストし、できなくなっていた動作ができるようになります。
しかも、仕組みはまだわからないということですが、外した後も何日間か効果が持続するということが、昨年度末頃になって分かってきて、急遽研究班を立ち上げたそうです。単年度の研究班ですが、来年度以降も研究班を組織し研究していきたいとのことです。


被験者装着では、5名の患者が試しました。

うまく動かない患者もいましたが、丸まってしまっていた指が伸びるなど顕著な違いが現れる患者もおり、その場にいた全員が感動していたと思います。
動かせなかった人も、時間をかければ動くようになる場合も多いそうです。そしてやはりHALを外した後も、効果は持続しているようでした。


最後に記念写真を撮り、終了しました。
HALに対する期待がより高まり、研究及び普及が進むことを祈らずにはいられません。