1月13日(土) 14:30−16:40 パシフィコ横浜 会議センター5階[501]にて、一般市民向け公開報告会「サイバニクスと共にある未来」及び「Cyin™福祉用 寄贈セレモニー」に参加しました。
 

プログラム

・特別講演 黒岩祐治 神奈川県知事
・「HAL医療用下肢タイプの治験(HAM等痙性対麻痺)及び臨床研究の進捗状況」 中島 孝
・「革新的サイバニックシステムによる未来開拓最前線」山海嘉之
・「サイバニックインターフェースについて」イアノフ・アレクサンデル
・鼎談「進化する医療と介護」神奈川県知事黒岩祐治 × 山海嘉之 × 中島 孝

【Cyin™福祉用 寄贈セレモニー】(16:30−16:40)
大同生命保険株式会社 代表取締役社長 工藤 稔[寄贈者]
CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長 山海嘉之
 

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すでにHAL医療用下肢タイプは、遠位型ミオパチーを含む8つの神経筋疾患に対し、歩行運動機能の改善効果が認められ、2016年から保険適用されています。
また、上肢・単関節タイプについては、昨年11月18日、秋田班の班会議にて、患者が被験者として試させていただきました。
https://npopadm.com/20171126/
 

今回のメインテーマは、サイバニックインターフェース「Cyin」でした。
プレスリリース(https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2018/01/180109_news_Cyin.pdf)に詳細な説明が載っていますが、HALと同様に、人が動作意思を発揮した際に脳から筋肉へ送られる微弱な信号を“生体電位信号”として読み取ることができ、それをもってパソコンやナースコールなどの操作を可能とするものです。体を動かすことは全くできなくても使用できます。

今回の報告会では、時間が押していたこともあり、仕組みの説明はあまり詳しいところには入りませんでしたが、ほとんど全く体を動かせないALSの患者さんが、ナースコールを操作したり、文字入力をする様子などを見ることができました。まさに希望の光といえる製品かもしれません。そして今春、「Cyin™福祉用」が国内販売開始予定です。
 

また、上記の神経筋8疾患関連および支援団体(11団体)へ 「Cyin™福祉用」が、各団体1台、寄贈されることになり、PADMも寄贈式に参加させていただきました。
CYBERDYNE社と業務提携を行い、「HALプラス特約」を販売する、大同生命保険社より難病の方々に対するコミュニケーション支援として贈られるものです。

使用方法などは、後日ご連絡いただくことになっていることもあり、どのように活用していくかは、これから検討していきますが、このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました!
 

その他、報告会は、神奈川県でのヘルスケアやロボット研究支援の取り組み(「さがみロボット産業特区」など)、HAL医療用下肢タイプの治験、Cyinの臨床試験、サイバニクスと補装具/治療薬/iPS細胞との組合せ等の新たな臨床応用の構想、国内外で広がるHALなど、盛りだくさんの内容で、質疑でもサイバニクス研究の最前線について色々な話が飛び出して盛り上がり、”明るい未来”を感じながら帰路につきました!
 

報告者:若宮 有希