2021年8月7日(土)13:30〜16:00、中国四国地区のZoom交流会を開催いたしました。

今回は事前に参加者を募らず、当日参加したい方がメルマガに記載されたURLから入室するスタイルでした。そのため、時間が来るまでどれだけの方にご参加いただけるかわからず、ドキドキの幕開けでした。

地区の参加者はリーダー、サブリーダーともうひと方の3名。当初、Zoomを使用する環境が整わないから参加が難しいとおっしゃっていたのに、急きょ参加くださいました!なんと、お顔を見ながらお話しができたのは数年ぶりのこと。直接集まるのは年々大変になっていきますが、こういう方法で会えるなんて良い時代だなと思います。ご協力いただいたご家族の方にも感謝します。

そのほかの地域からは8名。途中参加や途中退席、休憩も自由にはさみながら、合計11名が集まりました。


メルマガでは事前にテーマは用意していませんでしたが、話す内容に困ったときのために念のため「おはなしのタネ」を考えておきました。


初めてお話しするメンバーもいるため、自己紹介と近況報告の後、おしゃべりをスタート。

それでは、実際に話した内容を簡単にご紹介します!

〈ワクチン接種について〉

  • ほとんどの参加者が1回はワクチン接種済み
  • 接種部位の痛みや腫れだけで済んだ方
  • 2回目の後、二日酔いのような感覚の方
  • 市民のほとんどが2回接種済みの地域あり
私の場合、左右の三角筋の筋肉量に差があり、右腕にしか打てませんでした…右腕を下にして眠れなかったです。

〈蜂窩織炎〉

自己紹介の際、「蜂窩織炎にかからないように気をつけて暮らしている」というひと言から話が膨らみました。

  • 蜂窩織炎とは、皮下に細菌が入り込むことで起きる感染症。症状は発熱、皮膚の赤みや痛みなど。傷口がある場合や免疫力が低下していると起こりやすい。特に膝から下に多い。(詳しくはお調べくださいね!)
  • 参加者のうち4名が罹患したことあり・対策として、足を時々上げてもらっている
  • むくみ対策で弾性ストッキングを使うなら、医療関係者から正しい履き方をレクチャーしてもらうべし

〈ひとりで外出したい!〉

「今ならひとりで車椅子の操作ができるので、ひとりで電車移動がしたい。いざというときに向けて、県外の実家にひとりで帰れるようになりたい」との声がありました。そこで盛り上がったみなさんの交通事情…

  • 中国四国地区のメンバーは地域柄「マイカー移動+介助者と一緒」が多い
  • 新幹線は事前にみどりの窓口や予約電話で多目的室などを予約する。切符は事前に受け取っておくと安心。もし当日受け取るなら、かなり早めに駅に行くとよい
  • JR在来線は当日利用もできるが、降車駅への連絡で待ち時間がかかることも。暑い日にホームで待つ場合、熱中症に注意!
  • 路線バスはスロープの出し方がわからない、と言われ乗れないこともあった。スロープの出し入れなど手間や時間を掛けさせてしまうので、ちょっと利用しづらい
  • JRバスでひとりで大阪ー東京間を電動車椅子で移動している方が!事前予約するとスロープを用意してくれる。乗り降りや車椅子から座席への移乗はお願いすると手伝ってくれる
  • ひとりで外出ではないし急きょの利用はできないけれど、「移動支援でヘルパーさんと一緒に遠出」、「障害のある方向けにプランを組んでくれる旅行会社を利用する」という方法もある。ただし、お金は掛かる…

〈車椅子のクッション〉

「車椅子の試乗をしたがお尻が痛く乗り心地が悪かった」との声。どうやら車椅子用のクッションがなかったようでした。

  • クッションは絶対必要!
  • ゲルタイプや空気を入れるロホクッションなどいろいろ種類がある
  • 参加者の中でロホクッション使用者は3名。でも全員使用しているロホの種類が違う。必ず何種類も試した上で自分に合うものを選ぶとよい

〈家族へのお願いごと〉

「家族に頼みごとをし過ぎか悩んでいる。上手なお願いごとの仕方を教えてほしい」という相談にこんなアドバイスがありました。

  • ヘルパーさんに対してでも、家族に対してでも、普段どんなにざっくばらんにタメ口で話していたとしても、何かをしてもらったときは必ず「ありがとうございました」と丁寧に伝えている。

〈鍵の開け閉めグッズ〉

「ラップの芯の先にダブルクリップを開いた状態で取り付けたもの」で玄関の内鍵の開け閉めを自分でできるとご紹介くださいました!

  • PTさんに作ってもらった
  • 費用がほぼ掛からないのが◎
  • ラップの芯を継ぎ足せば自分の使いやすい長さに調整可能


交流会終了後、ひとり反省会を開催。

あまりに久しぶりの交流会とはいえ、隠しきれていない人見知りと緊張に自分でも驚きました。
そして、参加者みなさんに満遍なくお話しを回す能力を身につけたい!と強く思いました。男性陣が女性陣に押されていましたよね…

次回に向けて努力していきます。

報告者:中国四国地区リーダー 塩見奈々

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