2023年4月8日(土)、キヤスク前田社長のご講演・PADMオンライン交流会を開催いたしました。

前回の交流会で、自分が着ている洋服・着たい洋服について話し合いました。

私たちの身体に合うものを既製品から探すのは大変、かと言ってオーダーメイドは高くなってしまうという意見が出たときに、既製品を障害者も着やすいようにリメイクしてくれる会社があるという情報を会員さんが共有してくださったことから、今回の交流会でキヤスク https://kiyasuku.com/ の前田社長にお話していただくことに至りました。

既製品をリメイク


キヤスクでは、購入したお洋服を、一人一人の身体状況に合わせてリメイクするサービスを提供されています。

寝たきりの方でも着やすいTシャツや、車椅子の方用に褥瘡対策をしたズボン、手が不自由な方でも使いやすいボタンなど、それぞれの状態に合わせて、オンラインで聞き取りをした上でリメイクしてくれるそうです。

リメイクしてくださるキャストさんも、障害児のお母さんや実際に介護経験のある方が担当されているそうで、そういう方にお願いできるのは頼もしいなと思いました。

価格はリーズナブル


リメイクの費用もリーズナブルな価格で利用できるということで、オーダーメイドで作るよりも安く済み、自分に合った仕様にできるというのも魅力な点です。

前田社長のお話を伺って、どんな人にも着たい服を着させてあげたいという社長の熱い思いが伝わってきましたし、サービスに関わる方々の優しさも伝わってきました。

●前田社長の ご講演の後は質問タイム。

こんな風に直すことは可能か、こんなものもお直しできるのか、どのようにビジネスが成り立っているかなど、様々な質問が出ましたが、どの質問にも快くお答えいただきました。

お洋服に興味のある方にはとても貴重な時間だったのではないでしょうか。


●質問タイム の後はグループに分かれての交流会。

各グループで、自分たちが着ている服や着たい服についてそれぞれ話し合いました。

手足が不自由になってくると、素敵だなと思っても、 着づらそうだなとか、着せてもらうのが大変そうだなと思って最初から諦めてしまうことが増えてきますよね。
実際に選ぶ基準は、見た目の良さより着やすさ、動きやすさにいってしまいがちです。

そんな中でキヤスクのようなサービスは、私たちが「着やすい」服を選ぶのではなく、「着たい」服を選ぶことを可能にしてくれると思いました。


身体が不自由になっても、お洋服を選ぶ自由が増えていったら嬉しいですね。

私たちのお洋服を楽しむ可能性を広げてくださった前田社長、ありがとうございました。
そして今回ご参加いただいた皆様もありがとうございました。

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